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大会長あいさつ

鳥取生協病院 院長
​皆木 真一
~開会にあたって~
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謹啓 新緑の候、皆様におかれましては益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。

 この度、「第20回日本医療マネジメント学会鳥取支部学術集会」を、鳥取生協病院が担当させていただきます。そこで学会を2024年9月7日(土)にとりぎん文化会館にて開催する運びとなりました。

 昨今我が国は超高齢社会を迎え、「治し支える医療」が、入院の域を超えて在宅分野にまで広がりを見せております。2015年に国連で採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」では、「誰も取り残さない―Leave No One Behind」が理念とされ、ゴール3「すべての人に健康と福祉を」のように、医療の分野でもSDGsを日常の医療活動の取り組みとしていくことが求められています。健康の社会的決定要因=SDHが医学教育に取り入れられ、医療者としても、生活や労働などの背景から疾病を捉えることの必要性・重要性が唱えられるようになりました。誰一人取り残さずに住み慣れた地域で暮らす地域包括ケアを進めていくにあたり、急性期から回復期、在宅療養に至る事業所が連携し情報共有や協力体制を構築していくことが求められると考えております。

 そこで今回の集会では、テーマを「誰も取り残さない社会の実現へ〜「多職種連携」と「地域包括ケア」〜」とし、議論を深めたいと思っております。皆様から様々な観点から、各病院の取り組みの御発表をお願いいたします。

 また、これ以外にも日常の取り組みにつき積極的な発表、交流も期待しております。

 どうかよろしくお願いいたします。

 末筆ながら、皆様の益々のご発展を心より祈念申し上げます。

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